【2026年版】産休・育休中におすすめの資格3選|無理なく続く選び方も解説

ポートフォリオ

※試験方式・受験料は2026年8月時点の情報です。申込み前に必ず各試験の公式サイトをご確認ください。

産休・育休中に「何か資格を取りたいな」と思っても、赤ちゃんのお世話をしながら勉強できるのか、復職や転職に本当に役立つのか、迷いますよね。

私も3人の子どもを育てる中で、育休中にファイナンシャル・プランニング技能検定3級(FP3級)を取りました。でも、毎日きっちり机に向かえたわけではありません。子どもが寝ている間に少しずつ進めるやり方が、私には合っていました。

産休・育休中の資格は、「これからの働き方に合うか」「予定が崩れても続けられそうか」の2つで選ぶと失敗しにくいです。

この記事の結論

  • 家計や金融の知識を身につけたい:FP3級
  • 復職後のPC業務に備えたい:MOS(まずはExcel 365)
  • 医療機関への就職を考えている:医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

資格を取ったあと、仕事や暮らしの中でどう使いたいかまで考えておくと選びやすいですよ。

産休・育休中におすすめの資格3選【2026年版】

今回は、育児の合間でも挑戦しやすい3つの資格を、向いている人・試験方式・受験料で比べました。まずは一覧を見ながら、自分の目的に合いそうな資格を探してみてくださいね。

資格向いている人2026年の主な試験方式受験料
FP3級家計管理や金融・保険分野に関心がある人CBT方式(休止期間を除き随時)学科・実技合計8,000円
MOS Excel 365事務職への復職・転職に備えたい人全国一斉試験または随時試験一般12,980円
医療事務技能審査試験(医科)病院・クリニックの事務職を目指す人IBT方式(月複数回)8,800円

※受験料は税込・非課税の区分を含め、2026年8月時点の公式情報を記載しています。教材費、講座代、決済手数料などは別途かかる場合があります。

おすすめ① FP3級|家計にも仕事にもつながる国家検定

教育費や保険、税金など、家族のお金についてきちんと知りたい人にはFP3級がおすすめです。

FP技能検定は国家検定です。3級FP技能士になるには、学科試験と実技試験の両方に合格します。金融関係の仕事だけでなく、家計の見直しや教育費の計画にも使える知識が多いんです。

ここは以前と変わったところです。2026年度は、2級・3級ともペーパー試験からCBT方式へ完全移行しました。休止期間を除き、テストセンターの空いている日時から選べます。以前は「年3回」でしたが、今は受験しやすくなりました。受験料は学科4,000円、実技4,000円の合計8,000円です。

子どもの体調や預け先に合わせて日程を選びやすいのは、ママにとって助かりますよね。

私はFP3級の勉強を通して、家族の年齢と今後の支出を並べたライフイベント表を作りました。「いつ、どのくらいのお金が必要か」を見える形にできたことは、資格取得後も役立っています。

試験日や休止期間は、日本FP協会の2026年度試験日程で確認できます。

おすすめ② MOS|復職後に使うPCスキルを形にする

事務職への復職や転職を考えているなら、WordやExcelのスキルを形にできるMOSが候補になります。

MOS(Microsoft Office Specialist)は、Word・Excel・PowerPointなどの操作スキルを証明する資格です。1科目ずつ受験できるので、表計算やデータ整理を仕事で使いそうなら、まずはExcel 365から考えてみるとよいでしょう。

試験は、毎月1回の全国一斉試験と、各会場が設定する随時試験の2種類です。公式サイトによると、随時試験は全国約1,500会場でほぼ毎日実施されています。MOS 365の一般価格は1科目12,980円です。

取得後にExcelで家計表や集計表を作ってみると、覚えた操作が身につきやすく、面接でも具体的に話せますよ。

もちろん、MOSを取ればそれだけで採用が決まるわけではありません。求人票を見ながら、Word・Excel・PowerPointのうち、仕事で使いそうな科目から選ぶのがおすすめです。最新の科目と価格は、MOS 365試験概要で確認できます。

おすすめ③ 医療事務技能審査試験|医療機関で働きたい人向け

病院やクリニックで働いてみたい人は、医療事務技能審査試験(合格称号:メディカルクラーク)をチェックしてみましょう。

医療事務については、少し注意したいことがあります。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、働き始めるために特定の学歴や資格は必要ありません。ただ、診療報酬や患者対応を勉強した証しとして、民間資格が未経験から応募するときのアピール材料になることはあります。

「医療事務」という名前の資格が1つだけあるわけでもありません。2026年8月現在、日本医療教育財団の医療事務技能審査試験は受験資格を問わず、試験官の監視があるIBT方式で毎月複数回実施されています。医科・歯科とも受験料は8,800円です。

自宅で受けられるかだけで決めず、気になる求人が資格・経験・PC操作のどれを重視しているかも見ておきましょう。

ちなみに、以前よく紹介されていた「診療報酬請求事務能力認定試験」は、2025年12月の第63回で終了しました。実施団体も2026年3月31日付で解散しています。少し前の記事や講座案内を見るときは、今も受けられる試験なのか確認してくださいね。

仕事内容は厚生労働省「job tag」の医療事務、現在の試験内容は日本医療教育財団の試験概要で確認できます。

産休・育休中の資格選びで確認したい3つのポイント

気になる資格が見つかっても、すぐに申し込むのはちょっと待って。途中で無理なく続けられるように、次の3つを確認してから選びましょう。

1.「何に使う資格か」を先に決める

まずは、「資格を取ったあとに何をしたい?」と考えてみましょう。

家計を整えたいならFP、復職後にExcelを使うならMOS、医療機関で働きたいなら医療事務系資格。目的が違えば、選ぶ資格も変わってきます。

気になる求人を2〜3件見て、仕事内容や歓迎資格をメモするだけでも、必要な勉強が見えやすくなりますよ。

2.予定どおり進まなくても続けられるか考える

産休・育休中は、昨日できたことが今日はできない、なんて日もあります。

赤ちゃんの睡眠や体調で予定が変わるのは当たり前です。「動画を1本だけ見る」「問題を5問だけ解く」のように、小さく区切れる教材だと続けやすいですよ。受験日は、家族に子どもをお願いできるか、自分の体調に無理がないかも考えて決めましょう。

「毎日1時間やる」と決めるより、「10分あれば再開できる」状態にしておくほうが気持ちもラクです。

3.受験料だけでなく総額を確認する

受験料だけを見て決めると、思ったよりお金がかかることがあります。

教材費や会場までの交通費、講座代も合わせて考えておきましょう。資格によっては、パソコンや対象ソフトが必要です。通信講座なら、サポート期間や質問回数、受験料が料金に含まれているかも忘れずに見てくださいね。

いきなり講座を申し込まず、公式の出題範囲や教材の試し読みを見てから決めると安心です。

産休・育休中に資格を勉強してよかったこと

  • 復職前に仕事で使う知識を整理できる
  • 履歴書に学習成果を記載できる
  • 家計管理やPC操作など、日常でも使える知識が身につく
  • 育児以外の目標に取り組む時間を持てる

資格を取ったからといって、復職や転職が必ずうまくいくわけではありません。それでも、目指す仕事に合った資格なら、「何を学んだのか」「仕事でどう使えそうか」を面接で話すきっかけになります。

合格したことだけでなく、勉強中に作った表や見直した家計のことまで話せると、ぐっと伝わりやすくなります。

産休・育休中の資格取得でよくある質問

資格の勉強を始めようとすると、独学でも大丈夫なのか、履歴書にはどう書くのかなど、新しい疑問も出てきますよね。ここでは、産休・育休中の資格取得で迷いやすいことをまとめました。

独学と通信講座はどちらがいい?

費用を抑えたいなら独学、学ぶ順番や質問できる場所がほしいなら通信講座が選びやすいです。

どちらが正解というわけではありません。まずは公式の出題範囲や市販教材を見て、1週間ほど試してから決めても遅くないですよ。

有名な講座かどうかより、今の生活の中で続けられそうかを大事にしましょう。

資格は履歴書に書ける?

取得した資格は、正式名称と取得年月を確認して履歴書に書けます。

たとえば「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」「Microsoft Office Specialist Excel 365」「医療事務技能審査試験(医科)合格」のように、級・科目・バージョンまで省略せずに書きましょう。

産休・育休中に勉強できない日があっても大丈夫?

もちろん大丈夫です。むしろ、勉強できない日がある前提で予定を立てておきましょう。

産前産後の体調回復と、赤ちゃんのお世話がいちばん大切です。予定が崩れた日に無理して取り戻そうとしなくても大丈夫。できる日に、できるところから再開しましょう。

受験時期を少し先に延ばすことも、あきらめではなく、続けるための工夫ですよ。

まとめ|資格は「今後使えるか」と「続けられるか」で選ぼう

産休・育休中の資格は、これからの働き方につながり、自分のペースで続けられるものを選びましょう。

  • 家計やお金の知識を学びたい:FP3級
  • 復職後のPC業務に備えたい:MOS
  • 医療機関の事務職を目指したい:医療事務技能審査試験

まずは気になる資格の公式サイトをのぞいて、「これなら勉強してみたい」と思えるか確かめてみてくださいね。

毎日続けられなくても大丈夫です。体調と家族の生活を優先しながら、できることから少しずつ始めていきましょう。

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